お疲れ様でした!
当日は色々とお話できたり楽しい一日を過ごさせて頂きました。
ヘルプ頼んだ友人が来てくださらなかったら、完璧買いまわり詰んでいましたonz
急に頼んだのに引き受けてくれて本当にありがとう。たくさん本買えました。
ビールも飲み過ぎました。いつものことです。
時間つくって感想とかぽちぽちつぶやいていきたいです。

新刊は無事刷れていたのでとらさんでお取り扱い開始しています。
よろしくお願いします。→通販ページ

また、マグカップはとりおき分を除いて完売しましたが、例大祭でも少数再販して持って行きたいと思います。

というCMはさておいといて、今回心配していた表紙について。
初めて二色刷り、黒紙(新・星の紙/クロウ)に金銀メタルカラーという事で仕上がりが予測できず当日までどきどきしていましたが、印刷所様に綺麗に刷って頂けました。ありがとうございますありがとうございます。

現物スキャンなので少々見た目が違いますが、こんな感じです。

IMG_20150225_0002IMG_20150225_0001

星の紙を使用していますので、全体に細かい銀のスキ(?)が散らばっている感じです。

さて、自分のおさらいも込めてこんなかんじでデータ作りましたという記録です。

*紙に描いた原稿をスキャンしたままの状態。(以下、クリックで大きく成るかと思います。
薄いです。薄いです…。
すきゃんままスキャンまま



色刷りは最低600dpi、できれば線をはっきりさせたい所です。



ゴミ取りしてからレベル補正で濃くしてみました。

二値直後二値


まだ全体がぼんやりしているので、二値に変換しました。
線は太りますがシャープになります。


補正くりなっぷ補正クリナップ



ここで二値→グレスケに戻し、黒い所を予想しながら塗ります。
塗り終わったら、今回は二色刷りなので、データを2つに分けます。

銀データ

銀

金データ
金




ここで大分、「もう二度と色刷り原稿なんて作らない」と泡ふいてしまいました。
重なっている所を1mmくらい残して消して分けるのが苦行過ぎました。
簡単に分ける方法がありましたらご教授下さいonz

そしてレイヤーを2つに分けたまま、グレスケpsdで保存→入稿データの完成です。

合体

背景に黒流して線画に色つけて、だいたいこんな感じが完成かなと当たりをつけたのが、このサンプル表紙でした。

背景半纏


という訳で、アナログ原稿からの二色データの自己流作ってみた記録でした。
出来上がりが最初に貼った表紙になります。
メタルカラーインクって、通常インクとくらべて濃い薄い出るのか不安でしたが、だいたい20%~80%の濃度でしたらちゃんと表現出来るみたいです。
20%~30%あたりが蓮子の服、フリルなど。80%あたりが家具の部分、100%が文字、背後の星です。
もし作ってみようという方がいましたら、参考になれれば幸いです。